すーぱーからしちゃんねる

からしがみたものをまとめたものです。

宝塚歌劇

月組東京宝塚劇場『WELCOME TO TAKARAZUKA』『ピガール狂騒曲』

玉さまと珠さま(だいぶピンボケ) 【期待】 10月。Twitterのタイムラインから流れてくる楽しそうな、ウキウキした雰囲気の言葉たちをたくさん目にしていた。 「めちゃくちゃウェルカムしてくれるらしい」「お芝居のレポが多くて、とっても楽しそう!」と…

宙組大劇場公演『アナスタシア』

【わたしとロシア】 このブログを始める前から、宙組は熱心に観劇していたので『神々の土地』は何度も何度も、観に行きました。TwitterやSNS、食事の席でいろんな考察を交換し合い、この作品に没入していた時期のことは、いまでも新鮮に思い出すことができま…

花組東京宝塚劇場『はいからさんが通る』

【わたしのはいからさん】 コロナがなければ、あの公演もこの公演も、SS席での観劇予定があったのになあ(アナスタシアとかアナスタシアとかアナスタシアとか…)という気持ちを燻らせている人は多いのではないでしょうか。わたしもだよ!ちくしょー!幻の大…

再会:星組東京宝塚劇場『眩耀の谷〜舞い降りた新星〜/Ray-星の光線-』

ただいま。おかえり。 【再会】 3月10日に東京宝塚劇場で雪組の『ONECE UPON A TIME IN AMERICA』を観てから、約5ヶ月ぶりの宝塚観劇でした。 雪組を観劇した時には、物々しい雰囲気があったものの、久しぶりの劇場の雰囲気は、3月のそれよりも少しだけ…

うちのエンタメ-その1-

アマビヱさま 【コロナ禍】 やっほー、みんな何してる?わたしは、普通に仕事して、休みの日は家にいます。いわゆるエッセンシャル・ワーカーなので、当然リモートワークができるわけもなく、自粛要請もなく、本当に普通に働いています。むしろいつもよりハ…

雪組東京宝塚劇場『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』

【エンターテイメントに灯をともせ】 今、生きているこの瞬間が、時代の、世界の最先端なはずなのに、こんな世の中になってしまうとは。不安と緊張が漂う世界で、こんなにも寂しくひもじい気持ちになってしまうとは。我ながら己の精神の脆さにうんざりしてし…

花組東京宝塚劇場『A Fairy Tale /シャルム!』

【ご縁あって】 ポーの一族以降、チケット難すぎて観に行けていなかった花組さんでしたが、ご縁あって観に行くことができました。嬉しかった。実は、宝塚ファンになってから、ずっと久美さん(芽吹幸奈)が好きで、最後のお茶飲み会に行くことも叶いました。…

宙組大劇場新人公演『イスパニアのサムライ』

わくわく 【はぽん】 実は、前回のオーシャンズ11の新人公演も、ムラ東宝とで観劇しています。どうしても、新人公演の感想って、批評家じみた物言いになってしまうので、まとめた感想をアップするのに躊躇いがありました。あと、普通に忙しかった、という…

星組東京宝塚劇場『GOT OF STARS-食聖-/Eclair Brillant』

しあわせを めしあがれ 【星国の思い出】 初めてシンガポールに行ったのは、小学校3年生か、4年生くらいだったと思う。叔父がシンガポールに転勤になって、「遊びにおいでよ」と呼んでくれたのである。妹はまだ3歳くらいの幼稚園だった気がするので、わたし…

宙組全国ツアー公演『追憶のバルセロナ/NICE GUY!!』

【幕が上がるまで諦めてはいけない】宙組全ツ、評判良いし、行きたかったな〜〜〜。と、深夜に呟いていたら、翌日のチケットが降ってきました。まじです。まじの話です。というわけで、ご縁がありまして、市川市文化会館まで観に行きました。本八幡なんて、…

宙組バウホール公演『リッツ・ホテルくらいに大きなダイヤモンド』

5年振りのバウホール 【自分という存在の数パーセントが、ムラと呼ばれている花園で暮らしているってことさ】 先月もムラ遠征したのに今月もしてる…ッ!? おかしくない??だって贔屓はもう7月に退団したというのに、からしちゃんムラにいるのおかしくない…

1566日のからし語り

岩波文庫(哲学書)と調和しているッ・・・!? 【魔法にかけられて】 その日から57日の世界を歩いてきて、やっと目の前が晴れてきた気がする。2019年7月21日、宝塚歌劇団 宙組男役スター澄輝さやとさんは、すみれの園を旅立った。 宝塚ファンは、自分の本命…

宙組大劇場公演『オーシャンズ11』千秋楽

令和元年 5月27日 とあるハッピーなファンの日記。 本当は日曜日のもっと早い時間に到着したかったけれど、仕事がどうにもならなかった。日曜日の夕方の東京駅には、人が溢れていて、わくわくした雰囲気があった。改札を挟んでお別れを言う人。ディズニーラ…

【初日遠征日記】宙組大劇場公演『オーシャンズ11』

【せつない旅】 初日を迎える前に、お稽古待ちに行きました。退団を発表した贔屓(澄輝さやとさんが、わたしのご贔屓さんです)の顔がひと目見たくて、夜行バスに揺られ、本当に一瞬だけ。姿もほとんど見えず、声もほとんど聞こえずだった。でも、手紙を渡し…

宙組博多座公演『黒い瞳』『VIVA FESTA ! in HAKATA』と、旅行日記

【2度目の博多座】 大好きな劇場 遠征から帰ったらすぐに感想をまとめようと思っていたのに、帰って来てから風邪を引いてしまい、それがなかなか治らないものだから、遅くなってしまった。もう千秋楽ですってよ。2016年の『王家に捧ぐ歌』以来、2度目…

雪組東京宝塚劇場『ファントム』

【期待】 宝塚歌劇の魅力は、出演者ひとりひとりが持っている輝きとその物語性だと思っています。卓越した歌唱力や、ダンス、緻密な芝居(脚本や演出)を求めている時には、他の劇場に行きます。ということで、別にわたしは歌ウマ至上主義でもなく、そのスタ…

#ヅカヲタの鞄の中身事情

#ヅカヲタの鞄の中身事情タグ作ってみましたので、ご自由にどうぞ。中身をまるっと撮るもよし、お気に入りアイテムを説明するもよろし、イラストもよし、全てURLでまとめるもよろし。— からし (@tkz_0v0) 2019年1月13日 先日、TLで『ヅカヲタの鞄の中身を特…

宙組東京宝塚劇場『白鷺の城』

【宙組の日本物】 ものすごく期待していたことについては初日の記事を読んでいただきたいです。期待を裏切られたところも書いておりますので。でも、宙組の日本物、サイコーでした。この不完全燃焼を抱きつつも素晴らしいと言える作品でした。もっと日本物レ…

宙組東京宝塚劇場『異人たちのルネサンス』

【素晴らしいフィナーレ】 この作品は楽曲と場面転換が良い作品だったと思います。 例えば幕開きのグレゴリオ聖歌(っぽいやつ?)から、ゴシック調の荘厳な音楽への転換。トップコンビの心情を描いた各々のソロは歌詞も良かった。楽曲と歌詞は好きでした。 …

【初日遠征日記】 宙組大劇場公演『白鷺の城』『異人たちのルネサンス』

【初日無茶苦茶遠征日記】 実に困ったことに、先日突然上司から呼び出されて、昇進の打診をされてしまいました。この職に就いてから8年、今の現場で3年働いているのですが、ずっとのらりくらりと逃げてきたポジションへの打診でした。わたしがあまりに複雑な…

宙組梅田芸術劇場公演『WEST SIDE STORY』

【リスペクトと覚悟】 もしかしたら、夏の梅芸で贔屓(澄輝さやとさん)が出演するかも知れないと思って、国際フォーラムのWEST SIDE STORY(以下WSS)は観ませんでした。まっさらな状態で贔屓のいる宙組WSSを体験したかった。でも、違う配役でも見てみたか…

【千秋楽LV】月組バウホール公演『愛聖女-Sainte♡d’Amourー』

【備忘録です】 近所の映画館で鑑賞。 感想をまとめるエネルギーすら湧いてこない作品でした。 つまらなかった。遠征しないで良かった、というのが本音。 出演している生徒がみんな好きな人たちだっただけに、残念でした。 なんていうか、セーラームーンとウ…

【千秋楽LV】 宙組東京宝塚劇場『天は赤い河のほとり』『シトラスの風−Sunrise−』

【ライブビューイング】 普段から宝塚のライビュは観ないのですが、今回の公演はチケットがなかなか手に入らず、観たい回数を観られなかったので、千秋楽はライビュで観ることにしました。 カテコは見ていません。六本木から劇場前にダッシュしなければなら…

宙組東京宝塚劇場新人公演『天は赤い河のほとり』

【一夜にかけるエナジー】 新人公演を見るのは、昨年の『王妃の館』以来です。『神々の土地』では推してる子の役付きがあまり良くなかったのと、新人公演を観ることで、本公演の感じ方が変わってしまったら嫌だなあと思っていたので(それがポジティブな効果…

【初日】東京宝塚劇場『天は赤い河のほとり』『シトラスの風-Sunrise-』

【カタルシスを得るには】 大劇場公演では、クリエイターの友人を誘って一緒に観てもらったんです。初宝塚だったそうですが、ムラの雰囲気と劇場の規模、わたしのマニアックな解説にふんふんと感心してくれて、自転車に乗って颯爽と街を駆け抜けるタカラジェ…

宙組大劇場公演『シトラスの風-Sunrise-』

【眠る時代を呼び起こせ!】 東京スカイツリー、行きましたか? 首都圏に住んでいながら一度も行った事がなくて、こんな企画がなければ一生登らないと思ったので、ムラ遠征の前に、お友だちと一緒に行ってきました。 職場の人に「あんな恐ろしいところに行く…

宙組大劇場公演『天は赤い河のほとり』

【原作にまつわるいくつかの思い出】 「これ、小柳美穂子先生の好きそうなやつー!」 現代の普通の女の子が古代オリエントにタイムスリップして、その先でいろんな王子からモテモテになって、なんか色々あって、王太后になる話だ!小柳先生が好きそうなやつ…

月組東京宝塚劇場公演『カンパニー』『BADDY』

【HOME】 まだミッドタウン日比谷に行けてません。地下は何度も通っているのに。 あの辺りの景色も随分と変わりましたね。とはいえ、わたしが日比谷通いを始めた頃には、既に取り壊し作業が始まっており『永遠に工事してんのかな』と思ってました。 春の時期…

花組東京宝塚劇場公演『ポーの一族』

【伝説】 職場ではわたしが宝塚ファンであることを公にしているので、ちょっとでもテレビで宝塚が取り上げられると、誰かしらが「観たよ」って言ってくれます。で、最近「宝塚でポーの一族やってるの?」「ポー、観た?どうだった?」「ライブビューイングや…

月組大劇場公演『BADDY』

【BADDY革命】 上田久美子先生の作品は、どれも本当に大好きです。『神々の土地』は特に好きで、初見の終幕後にぼろぼろと涙を流し、その涙の理由を説明できないくらいに感動しました。宝塚歌劇のお芝居への考え方を変えてくれたのが、上田先生の作品です。 …