歌舞伎
忙しくて観に行く予定はなかったのですが、どうしても『一本刀土俵入』が見たくて、なんとか観に行きました。神谷町小歌舞伎で福之助くんが茂兵衛をやっていて凄く良かったんですよね。これは観に行けなかったので映像で見たのですが。良かった。福之助くん…
ヤマトタケル/團子 兄橘姫/弟橘姫/壱太朗 熊襲弟タケル/錦之助 帝の使者/隼人 みやず姫/米吉 尾張の国造/青虎(代役) 團子ちゃんと壱太郎さんといえば、明治座の代役公演でのことを思い出します。壱太郎さんが團子ちゃんに寄り添いながら、ものすごく引っ張…
『木下歌舞伎』って、TLでよく話題になっているから、存在は知っていたんです。「古典歌舞伎を現代劇の手法で、通し狂言として上演しているカンパニー」っていうイメージがありました。池袋の東京芸術劇場は家から近いこともあって、土曜日に目が覚めたテ…
「たまには古典をちゃんと観よう」と思い、珍しくイヤホンガイドを借りて観ました。うーん、やっぱり苦手かも、イヤホンガイド。わたしには筋書を見ながらの観劇が向いているようです。でもな、筋書、もう保管する場所がないんだよなあ。電子版を出してくれ…
【髪結新三】 落語が原作の歌舞伎に外れはないと思っています。『髪結新三』は確か、勘三郎さんがやったものを映像で観たことがあって、でもぼんやりとしか覚えていない感じだったので、たいそう面白かったです。三部を誘った初歌舞伎のお友だちに「こっちを…
【期待】 7月の歌舞伎どうしよっかな~と思って、あらすじを調べました。ふんふん、『裏表太閤記』なるほど。7月は澤瀉屋作の『太閤記』を高麗屋がやるのね。なるほど。秀吉ね。それでそれで・・・?『さて、天界で大暴れする孫悟空が褒美を手にしてひとっ飛び…
2024年2月17日 團子タケル 2024年2月25日 隼人タケル 2024年3月16日 團子タケル【期待】 猿翁さんの映像を見たときは、途中で飽きてしまいました。ヤマトタケル爆モテ展開に飽きちゃったんですよね。女性キャラクターにも上手く感情移入することができません…
【期待】観に行かない選択肢はなかった。こう言っちゃうと、趣味が悪く聞こえそうなんですけど、『女殺油地獄』が大好きなんです。仁左衛門さんの一世一代の映像を何度も見ているし、いつかのクリスマスイブには愛之助さんの与兵衛を南座まで観に行っている…
昼の部で切符を買っても良かったんだけど、はっきり言ってわたしは『釣女』が嫌いなので、『野崎村』と『籠釣瓶』どちらも幕見で見た。『釣女』は古典だからといって、女を釣ってくるという発想が嫌いだし、なによりブスで笑いを取る構成が大嫌いだ。この世…
【博多座が大好き】 演目が発表された瞬間にお友だちと観劇予定を組んでいたと思います。昨年の2月も博多座に行ったし、隙あらば行きたいんですよ博多座には。博多座だけでなく、博多の街が好きだし、博多在住のお友だちに会えるのもうれしいのです。 幸四郎…
【同年代】歌舞伎好きのおにいさんに「今の若手はとても充実していて、あなたと同年代の役者がたくさんいるから、一緒に年を重ねて、長く応援するのが、楽しいと思いますよ」と言われたことがあります。確かにわたしは、松也と巳之助さん歌昇さんの間の年齢…
【初観劇】さて、今年初観劇となりました。本当は翌週に予定していた『新春浅草歌舞伎』が今年の初観劇となる予定でしたが、我慢できなくてお切符取っちゃった。この日のお目当ては『寿曽我対面』でした。今まで何度か見たことがあって、時代物のなかでは一…
【初めての幕見席】あれ?『天守物語』で今年の観劇納めだったんじゃないの?いやいや、TLの『爪王』の評判が良いので気になって、気になって、幕見席デビューしちゃいました。コロナ以降の歌舞伎ファンなので、幕見席のシステムを聞いてはいたけど、未経験…
【どんな年でしたか】 もうすぐ2023年も終わりますが、今年の冬はなんとなく暇で元気なので、今年見た舞台をBEST3にランキングして、振り返ってみようという企画です。 私生活的には本当に大変な1年でした。さすが大厄。会社をクビになった。これは本当にび…
【期待】『猩々』は勘九郎さんの踊りが見られるということで楽しみに。『天守物語』は、玉三郎さまがご出演なさるということで楽しみにしていました。『天守物語』は、平成中村座で七之助さんがやったのを映像で見ています。亀姫を玉三郎さまがやると聞いた…
【期待】 初演は映像で観ていました。特に大詰めが印象的で、縦横無尽に舞台上を走る戦車を見て『これは生で見たら迫力がとんでもないだろうなあ。再演されるなら絶対に見ないとなあ』と思っていました。両花道の歌舞伎も見たことがないのでとても楽しみにし…
【期待】古典歌舞伎の中で一番好きなのが『義経千本桜』です。中でも、『四の切』が大好き。音羽屋型も趣深くて好きだけど、澤瀉屋型の方が派手で観た後に気持ちが洗われたような喜びに包まれるから、澤瀉屋型の方が好き。そして、四代目猿之助の『四の切』…
【期待】 尾上松也の演出に期待していました。これまで、『マハーバーラタ戦記』『風の谷のナウシカ』『ファイナルファンタジーX』と、新作歌舞伎に出演してきたのを見てきて(どれも菊之助さんの作品ですね)松也自身が新作を創る番が回ってきたのだと、楽…
【期待】ご縁あって、お声がけ頂いたので観に行くことにしました。歌舞伎には自主公演というものがあるということは知っていましたが、こういうのって、後援会に入っている人しか行けないのかと思ってた。公演の発表の時から、橋之助くん、福之助くん、歌之…
【はじめに】 記事にするかどうか、とてもとても悩みました。いろいろ考えた末、自分のための記録として残しておこう、ということにしました。書き手の解釈はひとつしかないけれど、読み手の解釈は、その読み手の数だけある、ということを忘れないようにして…
【期待】 寝ぼけてんのかと思った。制作のニュースが飛び込んできたとき、本気で夢かと思った。 以下、ほとんど自分語りの前置きがかなり長いので、公演の感想だけ読みたい方は飛ばして下さい(笑) わたしは『新作歌舞伎 風の谷のナウシカ』で歌舞伎沼には…
【期待】 昨年3月の歌舞伎座版『新・三国志』を見て「これは歌舞伎のベルばらだ。ヅカオタはみんな見るべきだ」と大騒ぎしていたら、兵庫の大劇場で月組を見ていたお友だちも駆けつけてくれて、一緒に見てくれました。昨年、歌舞伎座を一緒に見たお友だちと…
【期待】 演目の発表を見た時、スマホを持つ手が震えました。 2019年の初演を見て感動し「歌舞伎の世界を理解したい」と思ってから、間も無くしてコロナ禍に突入。歌舞伎座の公演がストップし、再開してから細々と歌舞伎を見に行く様になりました。ブログに…
【期待】 Twitterでどなたかが、『歌舞伎の新・三国志は、三国志ではないが、ほとんど宝塚のベルサイユのばらである』と言っているのを見て、気になりました。そして、この演目は猿翁さんが宝塚のベルサイユのばらにインスパイアされて作った、と聞きました…
【期待】 初演を映像で見たことがあります。宮藤官九郎のテンポ良い台詞と、格好いい音楽、張り詰めるような緊張感のあるラストシーンに、手に汗握ったのを覚えています。印象は『現代的古典』です。黙阿弥作の古典なんだけれど、作品の筋を走っているテーマ…
【主な配役】 ・佐藤忠信実は源九郎狐/市川猿之助 ・義経/市川門之助 ・静御前/中村雀右衛門 【所感】 川連法眼館の場、通称『四の切』が憧れの演目であることは、こちらの記事で言及しています。 karashi-channnel.hatenablog.com2020年の12月に、歌舞伎座…
魔除けとラップ 【期待】 四月に上の巻を見て、まんまと頭がおかしくなったので、復刻版ポスターを買いました。B1サイズの巨大なポスターは、我が家の魔除けとしてパネルに入れられ、飾られています。 一ヶ月間、お芝居の余韻を大切に抱いて、下の巻観劇の日…
【期待】 歌舞伎を見るようになってまだ日が浅いのですが、いつか観に行きたいのが『浅草新春歌舞伎』です。若手の俳優さん中心に出演される、宝塚でいうところの(なんでも混ぜたがる)新人公演やバウホール公演みたいなものなんじゃないかと思っています。…
【期待】 シネマ歌舞伎で観た『三人吉三』の格好良さ、鮮やかさに憧れて、「いつかの日か渋谷でコクーン歌舞伎を」と思っていました。あの有名な、舞台奥の搬出口が開いて、役者が現実の世界に飛び出していくシーン。『夏祭浪花鑑』は、ニューヨークでの平成…
筋書にも相関図がありました。 【期待】 いろんな書籍を読んだりネットの海を泳いだりしながら、観劇の日を指折り楽しみにしていました。Twitterで見かけたあらすじ紹介漫画に興味を持ち「怒濤の展開過ぎる。設定盛りすぎ。江戸時代の腐女子はこれを見て寿命…