すーぱーからしちゃんねる

からしがみたものをまとめたものです。

歌舞伎座『マハーバーラタ戦記』

【期待】
初演は映像で観ていました。特に大詰めが印象的で、縦横無尽に舞台上を走る戦車を見て『これは生で見たら迫力がとんでもないだろうなあ。再演されるなら絶対に見ないとなあ』と思っていました。両花道の歌舞伎も見たことがないのでとても楽しみにしていました。
インドもの。例えば映画なら、『バーフバリ』や『RRR』等の流行り物は一応履修しています。インド映画って、独特のクドさがあって癖になりますよね。あのクドさ、歌舞伎と相性がいいんじゃないかと思ってたんです。
一時期ヒンズー教に凝った時期があるので、シヴァ神ガネーシャラクシュミーなど、神様の名前には聞き覚えがあります。
菊之助さんの新作歌舞伎であることにも期待していました。『風の谷のナウシカ』『ファイナルファンタジーX』で見てきた彼の世界観が好きだからです。エンタメ!というよりは、哲学的な真面目さに作劇が偏るところはあると思いますが、いろんな作風の歌舞伎がある中で、こういう味のする作品は必要だと思うし、令和の時代に作り出されるものとして、とても意味のあるものだと思うのです。
キャスティングも面白いなーと思いました。FFXで獲得したご新規さんが、めちゃくちゃ楽しめる配役。そこに隼人、鷹之資、猿弥が加わって、歌舞伎俳優の幅の広さを教えてくれる。巡り合わせもあると思いますが、めっちゃうまいな、と思いました。


【シナリオ】
ああどこから語って良いかわからない!!なぜなら、とても面白かったから。とにかく、キャラクターが魅力的だったので、キャラクターに焦点を当てて、萌えたところやエピソードをまとめてみたいと思います。

・カルナ
神話的なエピソードがしっかりあるのが印象的です。でも、主人公なのに、主人公的エピソード(お姫様をお嫁さんにもらう、魔物と恋に落ちる)が他のキャラクターに振られているのが面白いなと思いました。それでもちゃんと主人公で居られるシナリオの太さ。ヅルヨウダとの関係も最後まで友情で変わりないところも面白い。
カルナのエピソードで一番好きなのが、5人兄弟を焼き討ちにして笑うヅルヨウダのことが信じられず受け入れられないところ。太陽神の子どもには、ダークサイドに墜ちた人間の気持ちがわからないのですね。このエピソードから覗える、カルナの清さ白さが好きです。
大詰めの一騎打ちの最後、アルジュラを一瞬抱擁するところで目頭が熱くなりました。こういう一瞬の出来事がとても心に刺さって、忘れられない光景として胸に刻まれるから、わたしはお芝居を観るのが好きです。

・アルジュラ
自分はあくまで三男であって、国王には長男のユリシュラがなるのがふさわしいと思っているところが面白い。兄弟の中で一番武芸に長けているから、俺が国王になる!とはならないのが面白い。こういうところに、アルジュラの”可能性”があるのかな。アルジュラの孫が国王になるんだもんね。
特に『バガバッド・ギーター』の場面が好きです。調べてみると、『マハーバーラタ戦記』の中でも、重要なパートのようでした。決戦を前に、躊躇するアルジュラという人物も魅力的だし、ここでクリシュナがアルジュラを導く言葉も印象的です。ここがとてもインド哲学的な問答になっていて好きです。

・クンティ姫
産み落としたばかりの赤子をガンジス川に流すインド映画あるあるを、赤姫あるあるのエキセントリックな思考回路で展開していてとても面白かった。赤子を川に流そうとクンティ姫が思いついたとき、うしろのお客さんが「すご!」と呟いていたのが印象的でした。そうなんだよ赤姫ならやりかねないんだよこういうエキセントリックなこと。
しかし、子を産ませておいて、困っている姫に「お前の身体は清いままだ」と言ってくる太陽神のキモさ・・・。ラクシュミーに怒られて欲しい。
年を重ねてからのクンティ姫も、ひとりの役者が演じることになって、より深くなったように思います。

・ヅルヨウダとドゥフシャサナ
ヅルヨウダを悪女と読み解いてしまっては、勿体ないような気がします。ああいう闇って普通の(ちょっと強めの)女が普通に背負っている感覚だと思うので、カルナへの憧れを吐露するところは、たまらなくせつなくなったし愛おしくなった。「闇が深すぎて、瞬く星を太陽と見間違えてしまっただけのこと」という台詞が美しくて好きです。そうなんですよ、ダークサイドからの憧れであって、恋愛感情ではないんですよ。そこがたまらなく良いんです。
ヅルヨウダは自分が女であることを一切呪ったり嘆いたりしないところがとても好きです。強い女性キャラクターとして一歩進んでいると思う。
原作では、このキャラクターは男性だそうですね。なんという素晴らしい改変!菊之助さんの新作歌舞伎の好きなところは、女性の描き方が最先端であるところ。お姉さまや奥様を見ていたり、自身も娘を持つ父親だったりして、思うところがいろいろあるんだろうな。『ナウシカ』のクシャナといい、ヅルヨウダといい、格好良くて魅力的な女性キャラクターを歌舞伎に登場させるセンスが大好きです。
弟のドゥフシャサナは、当たり前のようにずっとお姉ちゃんについて行っているのですが、双子との戦いで、彼が何を感じて考えてきたかがわかるのが好きです。自分のことを「何もないやつ」って言ってるんですよね。そのまま放って置いても良さそうなキャラクター(ひどい)なのに、最後まできちんと描かれているのが気持ちいい。

・ユリシュラ王子
五人兄弟に「王座は兄者に!」と祭り上げられているユリシュラですが、本人は「王は誰がなっても良いではないか」という態度なのが、眩しいくらいにすごい。後に名君になるのにも納得する。
ユリシュラ王子が、ヅルヨウダの『賭け事に夢中になるマントラ(なんだよそれw)』の術にかかって、すべてを失ってしまう演出に変わっていたのが良かった。ギャンブル狂の兄者が名君になるとは思えないもんな(笑)兄者絶対に後悔しただろうな。弟たちまで賭けちゃったんだもんな・・・。

・双子
ずっとかわいいな~と目を細めて見ていましたが、最後のドゥフとのたたかいは、震えるほど格好良かったです。「お前らも俺と同じだと思っていた。何もないやつだと思っていた」と言われて、「何もないかどうかを決めるのは自分次第だ」と返すんですよ。キャー!格好良い!ここは殺陣も演出もなにもかもが格好良かったのですが、13年間で双子が成長しているのがわかる場面でもあり、めちゃくちゃ格好良かったです。

・ビーマとシキンビ、ガトウキチャ
なんで二男にロマンスのパートがあるんだろう。こういうエピソードがそれぞれのキャラクターにあるんだろうなきっと。その中でもここにドラマを見出して選択したのかな。ガトウキチャを出さないと、カルマがシャクティを使っちゃう場面が作れないからかな。でも、ビーマとシキンビのロマンスってとても歌舞伎的だよね。ここに萌えがあるのもわかる。ガトウキチャが父親のピンチの時にあらわれて助けてくれるのも歌舞伎的。

・神様たち
始まり方と終わり方がとても好きなんです。ラクシュミーがいるのがいいよね。太陽神に「若い女子と交わりたいだけだろう」とツッコむのが女の神様で良かった。
滅びの踊りを舞う前に、もう少し人間界を見守ってみようと提案するのがシヴァ神というのも良い。
終わり方が特に好き。手塚治虫の漫画みたいな壮大さがあって好き。神様たちが、人間がすぐに死んでしまうのを少し寂しそうにしているのも好き。
人間たちは踊る。神々は眠りにつく。『バガバッド・ギーター』の教えを思い出す。


【演出】
演出も素敵でした。「音楽」「美術」「衣装」「大詰めと両花道」に焦点を絞って語りたいと思います。

・音楽
いつもの黒御簾音楽に加えてSPACによる打楽器の演奏がありました。これがとても素敵で、場面転換の間にも常に音が鳴っていて飽きませんでした。キャラクターにテーマ曲があるのも、わかりやすくて良かったです。録音も必要最低限になっているのが好印象でした。

・美術
いつもの歌舞伎の様式とは違ったモチーフの書き割りが、見ていて楽しかったです。森の場面と、戦の場面が特に好きでした。森の場面は、物陰からそろりと虎が出てきそうな雰囲気があって、いかにもインド!って感じがして好きでした。戦の場面では、装置が形を変えて舞台の空間を仕切っているのが印象的でした。本格的なインドの神話を見ている気分にさせてくれました。
お馬さんだけでなく、ぞうさんも出てきてテンション爆上げでした。ぞうさんはメイクが可愛くて、足の爪にまでお化粧をしていてじっくり見ちゃった。ぞうさんに乗るのはやめたのね(初演は児太郎さんが乗ってた)と思いながら(笑)

・衣装
クンティ姫の最初の場面のお衣装がとっても可愛かった!米吉さんのインスタによると、インドから仕入れた生地で仕立てたそうです。キラキラと上品に光っていて、クンティ姫の純潔さを表しているようでした。あれは映像では残らないタイプの輝きだと思ったので、オペラでじっくり見ておきました。クンティ姫は母親になってからのお衣装も、打ち掛けがインドの伝統的な柄で素敵でした。
ドルハタビ姫のキラキラのお衣装とアクセサリーも大興奮のかわいらしさで、わたしの女の子の気持ちが大喜びでした!
そして、ヅルヨウダの甲冑のデザインを考えた人に、わたしは一等賞を差し上げたい。あのメタリックレッドの輝き、曲線的なデザイン。めちゃくちゃ格好良い!
今作は女方さんのお衣装がわたし的に大ヒットでした。

・大詰と両花道
期待していた大詰めですが、ものすごい迫力でした。ここを書いている時点では、まだ3階席からしか見ていないので、1階席で見るのが楽しみです。戦車が予想以上に舞台上を駆け回るので、迫力が凄かった。飛んでいく矢の群れを表した旗の演出も大迫力でした。本当に矢が飛んでいるように見える!
両花道で歌舞伎を見るのは初めてでした。両陣営が花道に並んだときの「キタコレ」感ときたら、ね!!口上もめちゃくちゃ格好良かったです。こちらも、まだ1階席では観られていないので、観劇日が楽しみです。
<追記>
1階席で見ました!ものすごい迫力でした!!特に、戦の前の両陣営の口上はものすごい迫力だった。良い声の役者さんたちが揃って両側から大きな声を出してて、それが本当に格好良かったです。
花横で見たので、真横を走り抜ける戦車がとても格好良かったです。仮花道での双子の見得も良かったな~~。カルナとアルジュラの一騎打ちも格好良かったです。


【キャスト】
役者とそのお芝居について。順番はてきとうです。

迦楼奈(カルナ)/シヴァ神/菊之助
FFX』のティーダ(太陽の意味)といい、太陽神の息子カルナといい、お天道様に愛されたキャラがめちゃくちゃお似合いである。白、というよりは、陽って感じなんだよね菊之助さんは。白いヒーローというか、陽のヒーローって感じ。だからこそ、新作でダークヒーローな菊之助さんも観てみたいので、はやくナウシカの下の巻をやって欲しいです。
「俺が俺が」の演出ではなく、感情移入しやすいエピソードはヅルヨウダや5人兄弟の方があるはずなのに、終始真ん中の存在感を絶やさないのが凄くてヤバい(わたしの日本語もヤバい)カルナという人間を見失わずに最後まで走って行ける感じが、不動の主役オーラで格好良いんだよ。
大詰めの六方や殺陣は本当に迫力がありました。アルジュラとの一騎打ちは本当に格好良かったです。

阿龍樹雷王子(アルジュラ王子)/梵天/隼人
わたしは中村隼人顔ファンなので、口を開けば「顔が良い!」で終わらせちゃうのを反省しています。だって好きなんだもん顔が。『組替えでやってきた2番手男役感』があるなあと思っているのですが、わかっていただけますでしょうか。
立ってるだけで2枚目のオーラをギャンギャンに放っているのですが、猿弥さんのアドリブに絡んだりするところが面白いなと思いました。
「どうやら中村隼人のキスシーンがあるらしい」と聞いて、劇場で立ち上がって悲鳴を上げないか心配だったのですが(絶対にやめてください)、画が思っていたよりもかわいらしく、終始ニコニコしちゃった。しかも2回もキスすんだよ!お花も舞ってるんだよ!音楽もおめでたくて!ハッピーになっちゃうに決まってるじゃん!
大詰めで、戦車から降りたときに、お馬さんの肩をポンポンとするのがツボでした。何かの合図なのかも知れないけれど、きゅんでした。きっと、中の人もきゅんだと思う。
『不死鳥よ~』でも『新・水滸伝』でも思ったんだけど、中村隼人の腕の中で落命したい歌舞伎俳優は、向こう半年くらい順番待ち状態なのだろうか。

汲手姫(クンティ姫)/米吉
わたしはお姫様の時よりも、母親になってからのクンティが好きでした。米吉さんのこのような年嵩のお役は新鮮でした。
カルナに握られた手を、愛おしそうに頬にあてるお芝居が好きでした。カルナに対して、川に捨てたことを必要以上に懺悔しないところも好き。

鶴妖朶王女(ヅルヨウダ王女)/ラクシュミー/芝のぶ
凄まじかった!こんな芝のぶさんが観たかった。完全に主役を食っていたと思う。
芝のぶさんの陶酔感のある台詞回しがたまらなく好きです。ラクシュミーの気高さにも、幕開きからアテられて、うっとりしました。
陶酔感もありながら、独白では、胸がきゅっとなる切なさもあって「わらわはずーーーーっっと、ひとりであった・・・」なんて、ほんと、たまんなかったよね。
階段落ちから、空に手を伸ばして落命するヅルヨウダに万雷の拍手。盆が回って芝のぶさんの姿が見えなくなるまで拍手は止まなかった。その日一番の拍手だった。わたしはこの光景を忘れたくない。

百合守良王子(ユリシュラ王子)/板東亀蔵
初演では「流され系王子」に見えて、やや主体性に欠けるキャラクターなのかなと思っていましたが、亀蔵さんのユリシュラは、そんな印象を受けなかった。兄弟たちに「兄者を王に!」と祭り上げられても、全然偉そうにして見えないのがいいなと思いました。怜悧な印象のある役作りだなと思いました。

風韋摩王子(ビーマ王子)/萬太郎
シキンビと並んだところがとても好きでした。プレ父親ってこうであってほしい(13年間子どもに会いに来ないけど)相手役と並んだ時に輝く立役が好きです。

納倉王子(ナクラ王子)/鷹之資
見た!?あの身体能力の高さ!あんな鎧を着ていても、床をゴロゴロ転がれるんだよ!?すごくない!?踊りが上手い人は、運動神経も高いんだなきっと。

沙羽出葉王子(サハデバ王子)/吉太朗
何よりも一番萌えたのが、13年経ってサハデハが声変わりしていたことです。芸が細かい!それがわかるのが、双子の兄を助けに来る場面というのもなんとも格好良い。あの飛び上がってからの見得は何というのでしょうか。とても格好良かったです。

道不奢早無王子(ドウフシャサナ王子)/猿弥
猿弥さんは猿弥さんという、いちジャンルを極めていて素晴らしい。アドリブを毎回楽しみにしていました。やっぱり、弟として自分が何を思ってきたかがわかる場面が好きです。

弗機美姫(ドルハタビ姫)/好蝶
失礼ながらお名前を存じ上げない役者さんでしたが、今回で覚えたぞ!本当に良いお顔立ちで。アルジュラが生きていたのがわかった瞬間のテン上げ乙女顔がとても良かったです。

森鬼飛(シキンビ)/吉弥
人外感と年齢不詳感がとても素敵でした。特に印象的だったのが吉弥さんの口紅で、グリッターがキラキラ輝いていて、歌舞伎には珍しいメイクだなあと思いました。こういう役者さんのちいさな拘りに気付けると、なんか嬉しくなります。

我斗風鬼写(ガトウキチャ)/丑之助
観る度成長が凄まじくて、毎回驚いております。今回もびっくりするくらいに上手かった。所作が上手すぎて、本当に何らかの妖術を使っているように見えた。それよりも更に上手かったのが、やられているときの仕草。もう『土蜘蛛』できるんじゃないのと思った。死に方も素晴らしくドラマチック。
いつも思うんだけど、子どもにこんなに的確なお芝居をさせるって、まわりの大人はどんな指導をしているんだろうと思う。もちろん、本人の努力やセンスがあってのことだと思うのですが。

久理修那(クリシュナ)/錦之助
『バガバッド・ギーター』の場面が親子の場面になっているのが、メタ的に胸熱でした。あと、菊之助さんの錦之助さんのイメージって、『FFX』のブラスカ様のように、こういう賢者仙人的なイメージなんだなと思いました。

帝釈天/彦三郎
メイクが進化していて、毎回観るのを楽しみにしていました。筋書の写真と、楽近くでは全然違う顔になっているのが楽しい。初期のDir en greyに混ざっていてもわかんない。彦兄は、『FFX』のキマリの時もメイクが凄かったけど、今回も見応えがあって楽しませて貰いました。舞台化粧観るの好きなんです。
修行僧に姿を変えてカルナの耳飾りくれっていう場面、顔を隠していても、イケボで誰だかわかってしまうのが面白かった。厳重に顔を隠しているのに。

太陽神/彌十郎
存在感が凄い。衣装もデカいし、なにもかもがデカい。太陽神は結構言っていることがアレだなあと思うところがあるんだけど、やじゅさんの善人のオーラで全部許されちゃうなあと思いました。

那羅延天(ナラエンテン)/菊五郎
神様と言えば、あの輪っかのドレス(違)ですけれども、あの衣装のことを筋書で「重くて腰が痛くなる」と言っていたのが、新公初ヒロインの感想みたいでかわいかったです。直前まで出演されるか決まっていなかったので、菊五郎さんが観られてしあわせに思いました。


【夜の部】
今月は、昼の部だけではなく、夜の部も楽しみました。
非常に頭の悪い感想ではありますが、自分のための記録として残しておきます。
・松浦の太鼓
仁左衛門さんのころころ変わる表情の愛らしいこと。歌六さんの声の美しいこと。
隼人さんが仁左衛門さんをお馬さんから抱っこして降ろしてあげるところが見られてうれしかった。想像以上にがっつり抱っこしてた。

・鎌倉三代記
何度か見てるんだけど、今回もわけがわかんなかった。精進します。

・春調娘七草
3者の麗しいこと!曽我物が好きなので心躍りました。

三社祭
いやー!楽しかった!!歌舞伎の舞踊では『三社祭』がいちばん好きです。巳之助さんと尾上右近くんのシンクロ感とグルーヴを楽しみました。持っているのを忘れていて、善悪のピアスをしていかなかったことを後悔しております。

・教草吉原雀
華やかだった。歌昇さんが男前だった。


【書いても書いても、終わらない・・・】
あれが楽しかった、これが素敵だった、好きだった、格好良かった・・・と、ただ思ったことを並べただけの文章を、最後まで読んで下さってありがとうございます。こんなに書いても、まだまだ書き足りないことがいっぱいあるのです。ブログを書くときは、観劇後にお友だちと喫茶店や居酒屋で、感想をギャーギャー話し合う時の雰囲気で書こうと思っているので、ミーハーなテンションがお気に障ったらごめんなさい。素人が素人なりに、楽しかった思い出を頑張って残そうとするのがこのブログです。いつも楽しく元気でいられないわたしにとって、楽しかった日がここにあったと記しておくことは、とても重要で、元気じゃない日を乗り切るために、必要なことなのです。そんな感じで、これからも見たものの感想を残していけたら良いなと思っています。

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