【東京會舘は美味しい】
ちょっと最初にこれだけは言わせて！！お願い！！
東京會舘のお食事は、本当に本当に美味しいです。特にコンソメスープと、ローストビーフは看板メニューになるだけあって、ほんとーに美味しいです。機会があれば是非召し上がっていただきたいです。This is it!!なコンソメスープと、夢みたいに大きなローストビーフ。思い出しただけでしあわせになれる…。もしも、クリスマスイブの夜、お腹が空いて寒くて寒くてどうにもならなくて、でもマッチしか持ってなかったら、マッチを擦る度にこのコンソメスープとローストビーフのことを思い出すよ！上手く伝わってる気がしないんだけど、言いたいことは言ったからまぁいいわ。
チャンスがあれば食べたいメニュー。しかしながら、一般庶民には縁遠いメニュー。ああ、あの味を知ってしまわなければ。あの味に恋い焦がれる事はなかったのに…！
彩花まりさん（しーちゃん）ファンのお友達が、今回のサロンコンサートに誘って下さいました。もちろん彩花さんのお歌が聴きたかったのだけれど、あの味が忘れられないわたしは、「如水会館って東京會舘系列だよね！？行く行く！！！！」とヨダレを垂らしながらホイホイついて行きました。
【来世のライフプラン】
男役ファンでありながら、それと同じくらいに強く娘役に憧れています。生まれ変わったら娘役さんになりたい。
細い腰、すらりと伸びた長い手足、長い首、磨き上げられた背中、輝くデコルテ…。男役を輝かせる為に徹底した存在であり続ける娘役。男役が男役である為には、娘役の存在が不可欠です。ただの女として存在するだけでは駄目なのです。
そのプロ意識の高さに憧れる。世間からは男役芸ばかりが注目されがちだけど、わたしは娘役芸も同じくらいに愛しています。
生まれ変わったら娘役さんになりたいよう。今生ではもう無理なので、ひたすら徳を積んで人生を全うし、来世は華奢で首が長くて手足も長くて、顔が小さくて、鈴の音のような声を持った女の子に生まれ変わろうと思います。既に来世でのライフプランが定まっている。超絶意識高い系。
彩花さんは、わたしが憧れている娘役芸を極めて、宝塚をご卒業された人なのです。『王家に捧ぐ歌』のアムネリス、『エリザベート』のリヒテンシュタイン、『VIVA!FESTA!』のエトワール。が、特に好きでした。立っているだけで清廉なオーラを放ち、クリスタルのような透明感を帯びた歌声、明瞭な台詞回しと、ドラマチックな役作り。
そして、ファンのお友達がこっそり教えてくれた、チャーミングでノリの良いお人柄。彩花さんは宙組の娘役スターでした。
『Au Ciel』は、そんなしーちゃんの良いところ全部詰め込みましたー！っていうコンサートでした。楽しかったー！！
【空へ】
映画やミュージカルの楽曲をたくさん歌って下さいました。でも、単純に歌うっていう言葉だけでは表しきれないや。彩花さんの持っているすべてを、惜しみなく使って魅せてくれた。
ひとりひとりに投げかけてくれる、色とりどりの世界。
特に『私のお気に入り（Sound of music）』『Another day of Sun(La La Land)』『Home/This Place is Mine（ファントム）』が印象的でした。ファントムではクリスティーヌとカルロッタの一人二役で、楽しませて頂きました。彩花さんのいろんなお顔が見れた！
ワクワクが止まらなくて、お友達に「楽しいねぇ、楽しいねぇ」と声を掛けちゃうくらいに楽しかった。ご本人が一番楽しんでいるから、輝いているから、あの世界たちはとても彩り鮮やかに、花咲いていたのだと思います。
そして、はじめましてのわたしにも、キラキラの笑顔を向けて下さいました。よく考えたら、そりゃ当たり前のことなんだけど、アットホームな雰囲気だったから嬉しかったんだあ。一気に精神年齢が女児になった（笑）「大きくなったら、しーちゃんになりたい！」と七夕の短冊に書きたくなる感じ。
彩花さんのトークも、気取ってなくて肩が凝らなくて、心地よかったです。しかも、結構笑わせて頂きました！わはわは笑ってしまった。ああいう場所でなぜだか緊張しがちなわたしも、リラックスして楽しむことが出来たのが、嬉しかったです。
また機会があればお邪魔したいな！今回はコンサートだったけれど、いずれはまた、ミュージカルの世界でご活躍する彩花さんにも、お会いできたらいいな！
改めて、音楽っていいな、歌って楽しいな〜と、しあわせな気分で春を始められるな〜、と思う1日になりました。
