すーぱーからしちゃんねる

からしがみたものをまとめたものです。

うちのエンタメ-その3-

【うちとそとのエンタメ】

もともと映画は好きなんです。でも、社会人になってから、あまりにも忙しくて、ゆっくり映画を探す時間が作れなかった。現在、人生の夏休み中なので、手当たり次第に、なんの脈絡もなく映画を観ています。主にアマプラで。アマプラがお友達。
「うちのエンタメ」とは言っておりますものの、若干おそとにも出ています。順番は観たものから。


インターステラー(字幕版)

インターステラー
SF。アマプラで鑑賞。
わたしのノーラン作品ビッグバン。面白すぎて、深夜にベランダに出て「面白いよーーーー!!!!」と叫びたくなった作品。面白すぎて感化されすぎて、翌日、国立科学博物館へ行ってしまった。物理学に精通した父に解説を求めて質問攻めにして、まるで小学生のようなはしゃぎ様だった。それほどに面白かった。
なにより、四次元空間を映像化したのがすごい。
スペースコロニーとか重力とか、ブラックホールとかにわくわくしてしまう人におすすめである。そうでない人にはただただ長くて退屈で、アン・ハサウェイの美しさにみとれて、オチを家族愛だとミスリードしてしまう可能性があるのでおすすめしません。


ジュラシック・ワールド (字幕版)

ジュラシック・ワールド
恐竜映画。アマプラで鑑賞。
子供の頃に流行ったよね『ジュラシック・パーク』前の職場の人が大絶賛して、何度も観に行っていたのを思い出しました。好きか嫌いか問われると、どっちでもない。こういう作品は、金曜ロードショーとかで家族みんなでわーきゃーしながら観たいですね。成人女性がひとりで観る映画ではなかった。子どもと一緒に観たいです。


記憶にございません!

『記憶にございません!』
コメディ。地上派で鑑賞。
コメディなんだけど、実在の総理大臣より幾倍も良くない!?って想いました。中井貴一の顔芸は健在。小池栄子はすごく良い女優だよね。もっと評価されてほしい。そして、わたしはディーン・フジオカにあんまり興味がないんだなって思いました。佐藤浩市の方が色っぽい。


いぬやしき

いぬやしき
SF。アマプラで鑑賞。
主人公の木梨憲武が、あまりにも可哀想な芝居をするので(褒めてます)途中から観るのが辛くなってしまった。あと、いくら童顔で美しいとはいえ、佐藤健に高校生役はもう厳しい年齢だったのでは。
アニメを観れば良かったなと思いました。でも、東京都庁周辺がバッキバキに破壊にされているのは面白かったです。


名探偵ピカチュウ(吹替版)

『名探偵ピカチュウ
ポケモン。アマプラ地上派で鑑賞。
赤緑世代なので、最近のポケモンはよくわからない。でも151匹は今でも言えるぜ。公開当時に字幕で観てポケモンの鳴き声に違和感を憶えて、吹き替えで見返したのを思い出しました。渡辺謙の吹き替えをする渡辺謙に大いにウケた。序盤、絶対に渡辺謙が黒幕だと思っていたら、全然違った。
ポケモンと人間が普通に暮らしているのが最高。シナリオも子供だましではなく、普通にSF映画として面白い。『ミュウツーの逆襲』を知っていると更に面白く観られるので、未見の方は是非。とにかくピカチュウがかわいいので、世代ではない方にも観て欲しいし、気軽に観られるのでまだまだ観たい。


きっと、うまくいく(字幕版)

『きっと、うまくいく』
青春インド映画。アマプラで鑑賞。
好きな映画に挙げる人多いよね。楽しいし、明るい映画なんだけど、自殺の描写がリアルなので、心が弱っている人にはおすすめできない。若者の自殺と貧困問題、現代日本もそうなりつつあるよね。他人事じゃない。
こんな書き方をしちゃいましたが、根本は明るくて救いのある内容です。わたしも学長にイタズラしたい。


アナスタシア (字幕版)

『アナスタシア』
アニメーション。アマプラで鑑賞。
途中で観たことあった!と気が付くパターン。舞台版と違って、ラスプーチンが大活躍(?)しています。ラスプーチンはディズニーでいうところのヴィランズです(勘違いしている人が多いのだけど、『アナスタシア』の制作はディズニーではなく20世紀フォックスです)
実写のトレースでセル画を描いているのか、動きがぬるぬるしていて若干気持ちが悪い。アニメーションならではの実写を超越したモーションが少ないのが、逆に違和感。
ロシアとパリが舞台なのに、みんな英語で喋るファンタジー。ロシア人たちめちゃくちゃ訛ってます。
楽曲はどれも素晴らしい。バレエが白鳥の湖ではなくシンデレラ。


ショーシャンクの空に(字幕版)

ショーシャンクの空に
アマプラで鑑賞。
途中で観たことあった!と気が付くパターン。その2。
好きな映画に挙げる男性が多い気がする。ラストシーンを観ると、なんとなく納得する。


ヒトラー ~最期の12日間~ (字幕版)

ヒトラー~最期の12日間~』
戦争・歴史系。アマプラで鑑賞。
とにかくヒトラーがめちゃくちゃ似ている。


硫黄島からの手紙(字幕版)

硫黄島からの手紙
戦争・歴史系。アマプラで鑑賞。
クリント・イーストウッド監督。二宮和也のお芝居が、どこまでも二宮和也なんだけれど、海外からしたらとてもナチュラル且つ新鮮に見えるんだろうな。渡辺謙はハリウッドに好かれているなあ。硫黄島で仕事をしていた友だちの話を思い出した。


インセプション(字幕版)

インセプション
SF。アマプラで鑑賞。
冒頭、音声が日本語なので、設定を何度も確認してしまったが、そういう演出だということに気が付くのに15分くらいかかった。おうちエンタメならではの間抜けエピソード。
ここでも渡辺謙は大活躍。彼が重傷を負っても助けてもらえたのは、中の人が渡辺謙だったからに違いない。ハリウッドは彼を愛しすぎている。
ノーラン監督は天才だ。観ているこちら側の頭はずっと回転しっぱなしで、延々とファストフードを食べさせられ続けているような刺激的な多幸感に溺れてしまうのである。


舞妓Haaaan!!!

『舞妓Haaaan!!!』
コメディ。アマプラで鑑賞。
阿部サダヲは癖になるよね。堤真一のガラの悪い京都弁も良かった。真矢ミキさんも、胡散臭くて良かった。
ただし、後半は若干ダレてしまった。わたしが。舞妓さんや芸妓さんを美しく見せようとしているのは良かった。


南極料理人

南極料理人
グルメ。アマプラで鑑賞。
とにかくお腹が空く。ラーメンを食べたくなるし、発狂してバターを丸かじりしたくなる。この自粛期間と南極の昭和基地での生活って、なんとなく似たところがあると思うのは、わたしだけでしょうか。
ベタだけど、衛星電話でお話しするところはウルウルしました。


イエスマン "YES"は人生のパスワード (字幕版)

イエスマン”YES”は人生のパスワード』
コメディ。アマプラで鑑賞。
途中で観たことあった!と気が付くパターン。その3。しかも、これを何度も繰り返しており、いつもレンタルビデオ屋さんのシーンで「あー!!」と気が付くのである。
なぜか何度も新鮮な気持ちで再生してしまう魅力がある。


アース (吹替版)

『アース』
ドキュメンタリー。アマプラで参照。
精神的にめちゃくちゃしんどい時、人間が出ている映像を観ることができないことがあります。そういう時に見た。途中で寝てしまった。
まじでメンタルがやばかった時は、アマプラやYouTubeでひたすらにラッコのドキュメンタリーを観ていた。野生のラッコ、水族館のラッコ。3分に1回くらいしか姿が映らない、どこかの国の水族館のラッコの中継とか、最高でした。


メメント (字幕版)

メメント
サスペンス。アマプラで参照。
ノーラン作品では2番目に好き。まだ予算がない頃の作品だから、シナリオ重視で映像は極々シンプル。シンプルだけど、時系列で映像が流れず、時の流れも視点も一定ではないため、やはり脳が最後までエキサイトし続ける。派手な映像ではない分、緻密なシナリオと台詞、伏線に痺れます。


チョコレートドーナツ(字幕版)

『チョコレートドーナツ』
社会派。アマプラで参照。
気持ちが報われる話ではない。だけど、そこにあった幸せや温もりを実感することが出来ます。
イカップルがネグレクトされていた障害のある男の子を引き取る話なのですが、偏見や法曹の壁に「ぐぬう」となるところに、いちばん人間としてあたたかい態度を示した、学校の先生がわたしは好きです。


最強のふたり (字幕版)

最強のふたり
社会派。アマプラで参照。
気持ちの良い映画だった!ケアする側とされる側が、こんな関係を築けたら最高だなって思います。デリヘルを一緒に楽しんじゃうところが最高ですよね。男同士ならではの関係性だよねえ。ここを性別問わず構築できるようになるには、我々はもっと成熟しなければならないでしょう。
実話を元にしたお話なのですが、そちらのドキュメンタリーも良かったです。


TENET テネット(字幕版)

「テネット』
SF。映画館で鑑賞。
友だちに「はよ観に行って!」と急かされて、上演終了ギリギリに観に行った。IMAXのめちゃくちゃデカいスクリーンで観たもんだから、映像が凄すぎる上に爆音でめっちゃ疲れた。
シナリオは最高に面白かった!特に前進する時間と逆行する時間を同一の画角で表現したカーチェイスは半端ない。脳がめちゃくちゃ混乱する~~!!最後は伏線がばっちりキマッたブラザーフッドであった。
全編007のオマージュに溢れていて、そろそろノーラン監督に007を撮らせてやってくれよと思った。すんごい金のかかるボンドカーを作らせそうだ。
途中で映画館から出て行く人が多いのが気になった。確かに難しかったし、「話題だから」という理由で観に行くと、ただ気持ちが悪いだけの映画になる気がする。


メッセージ (字幕版)

『メッセージ』
SF。アマプラで鑑賞。
こちらも友だちに勧められて鑑賞。「文系の学者と理系の学者が、未知のものに出会ったときのリアクションの表現の違いが凄いから観て」と言われたが、わたしにはよくわからなかった(重力に酔ってゲロ吐いた場面のことかな?)
面白かったです。終盤、中国の高官と話す場面とか上手いな~~と思ったのですが、SFとしてはちょっとファンタジーに落ち着いちゃったのかなあと思いました。ずっと、あのイカみたいなタコみたいな生命体を焼いて食べたら旨そうだなと思いながら観ていた。


怪物圑(字幕版)

『怪物團』
オカルト。アマプラで鑑賞。
いわゆるフリークスが出てくる映画ですね。今の倫理観だったら絶対に撮れないであろう映画。本物の見世物芸人が多数出演しています。
小人症の女優の目が、白黒映画なのに、とってもキラキラ輝いていて、それが印象的でした。
わたしが子どもの頃にはまだ、東南アジアではこのような小人症の人のショーを観ることが出来ました。彼女らの活き活きとした笑顔を、なんとなく思い出していました。


ロケットマン (字幕版)

ロケットマン
伝記。アマプラで鑑賞。
エルトンの人生を綴ったミュージカル映画。音楽が多くてとても見やすい。先述の『チョコレートドーナツ』の時代に比べると、社会は成長しているなと思った。


バットマン ビギンズ (字幕版)

『バッドマン・ビギンズ』
SF。アマプラで鑑賞。
映像はめっちゃ格好良いんだけど、やっていることが結構厨二で根暗なのがなんか笑える。車がめちゃくちゃ格好良い。


シャイニング (字幕版)

『シャイニング』
ホラー。アマプラで鑑賞。
パロディし尽くされているけれど、実は見たことがなかった。ジャック・ニコルソンの有名すぎるあのシーンは、そんなに怖くなかったけれど、お楽しみ中の着ぐるみ男!なにあれ!?めっちゃこわいんですけど!!


ボヘミアン・ラプソディ (字幕版)

ボヘミアン・ラプソディ
伝記。アマプラで鑑賞。
映画館では3回観た。アマプラでも何度も観ている。
子どもの頃からQUEENが大好きだ。母のお腹の中でも聴いていたし、ねんねちゃん時代にも聴いていた。思春期になって「この曲知ってる!」となり、アルバムをせっせとあつめ、やがてギター少女になったわたしは、ブライアンに憧れてVOXのアンプを手に入れる。
ここまで描けば熱量は伝わると思う。そんなわたしが何度だって観たいのだ。
そういえば、わたしが「同性愛者」を知ったのは、フレディの死がきっかけだった。ある日、母が「お母さんの大好きな歌手が死んじゃった」と悲しんでいたとき、「世の中には男の人が好きな男の人がいる。そういう人たちに多い病気で」と教えてくれた。
この映画を観て、かつてバンドマンだった自分の中にあったものを思い出している。わたしもいつの日か、ジム・ハットンに巡り会いたい。


stage-mother.jp

『ステージ・マザー』
映画館で鑑賞。
確か、Twitterの広告で見かけて気になっていた。ちょうど王様のブランチでLiLiCoさんが紹介した週に観に行ったので、平日の午前中にもかかわらず、ほぼ満員だった。
ドラァグクイーンの映画だからギラギラしてそうと思っていたら、とても素朴なお話だった。パンチの効いたフェミニズム映画でもあった。主人公の「女を殴る男を撃ち殺すのが夢だったの!」って台詞すごくない!?田舎のホモソに埋もれた主婦だった主人公が立ち上がってゆく姿が超超格好良いよ。こういう映画が作れるような国で生きたいなあ。友だちのママの手料理を食べた時の、なんともあったかい気持ちになったよ。くそみたいな邦題やコピーを付けられていないのも良かったです。

【ポップコーン】

電子レンジで作れるポップコーンにハマっています。スーパーで190円くらいで売っていて、レンジで3分でできあがり。あたたかくて、良い匂いで、美味しいんですよ。これと大量に淹れたお茶を手にして映画を観るのが好きです。